麻梨です
こちらのお部屋を覗いていただきありがとうございます。
キャリアンカーという概念、そしてそれが数秘LIFEのマイナンバーと連動しているのではないか?という観点より、「自律・独立(AU)」のカテゴリーに高スコアを残される方には、才能数・本質数に「1」を持つ方が多く、集約が進む中、その傾向が顕著に現れてきました。今回は、よく似たマイナンバーをお持ちの3名の方をご紹介いたします。
Aさん(30代 会社員)
民間企業にお勤めされていて、個人の裁量に重きをおく部門でお仕事されています。時間の許すところで、オーディションに挑み、テーマパークでダンサーとして多くの人に感動や喜びをお届けする時間を楽しんでいます。公私ともにいつも明るく誰とも仲良くできること、そして常に新しい自分を追い求めては表現する。「3」をダブルでもっておられる10日生まれの方です。「マイナンバーに同じ数字がある方」※1 本質数・探究数が同じ「3」。好奇心旺盛、表現力が豊か、楽しみながらクリエイティブな世界を見出していくことを軸に、同じライン上で、限りなく上の自分を追い求めます。これがキャリアアンカー「純粋な挑戦」のカテゴリーにもつながっていき、成長を促す原動力となっているようです。大切な場面や迷ったときには才能数の「1」を活用し、おおらかでさっぱりした気質、素直さ、実行力を武器に意思を貫くことが自然とできる自立した女性です。
Bさん(50代 教育関係・コーチ)
物静かでゆったりと穏やかな印象の方です。真面目でコツコツと努力を重ねる(本質数「4」)ことで、才能数の「1」の意志の強さや勇気をナチュラルに表現されているようです。(28日生まれの方は自然体でありつつ、諦めない心意気をお持ちです)お仕事だけではなく人生との向き合い方が、あらゆる枠組みにとらわれず、確実にご自身の心地よいところを抑えておられる…とても整ったイメージ。そして絵本作成、生花と…探究数「3」が自他ともに楽しめる時空を求めておられる。(ご本人さんから「素の自分を意識している」とのお言葉) ご自身の軸をしっかりと持ちつつ、現実を見つめ誠実に向き合うこと「4」で、少し方向性が違う「3」(自己受容が難しい組み合わせ※2)に自然と意識が向いていったのではないでしょうか。本質数をポジティブに活かすことで、才能数を際立たせ、探究数を自分の人生観と融合させていかれたようです。
Cさん (30代 パフォーマー)
まさにその瞬間の「氣」を大切にされる方。パフォーマーとして活動しつつ、イベントの準備・裏方、子供向けの体操教室の先生、ヨガインストラクター、高校の非常勤講師…いくつかの職場で「精一杯生きている」イメージです。型に縛られることを好まず、自ら不安定な環境に身をおくことで、アイデアを見つけ、人と人とのコネクター的な役割を担っては新しい企画が出来上がっていくようです。とにかく先陣を切って前に進む「1」 人当たりが良く老若男女問わず、どの分野の人とも交流が持てる社交家の「5」 楽しめているのかどうかわからないくらい常に新しいことに目を向けている毎日です。探究数「3」は永遠のテーマであり、何事にも全力で取り組み、思わぬハプニングにもたびたび遭遇…冒険心が危険と背中合わせであることは、本人も認識しているようです。不安定であることがあえて心地よく、人間関係に助けられて窮地を凌ぐ場面もしばしば…変化を求め、適応しても失敗しても次の目標に向かう…「綱渡り」を真剣に楽しんでいるのかもしれません…
キャリアアンカーのカテゴリー「自律・独立」を大切にされ、よく似たマイナンバーをお持ちのお三方…だからよく似た人生を歩むものではありません。ご自身を取り巻く環境、役割、お立場と向き合い、各々のフィールドで、本来の自分の在り方を見つけたいという欲望を活力に変え、それを自分なりに表現していく、そして共通して感じさせてくれたのは「楽しむ」ことに向かうエネルギーでした。
3月の終わり、知人に誘われて「みんなのプレゼン会」(夢を語る会)という地元のイベントに参加しました。その時出逢ったのがBさんです。他のお二人とは全く違う第一印象…シャイで真面目な雰囲気、そしてお話がとても面白く(interesting)終盤でご自分の絵本を紹介してくれて、「自由に生きる」 「やりたいことをやりたいようにやってみる」 というフレーズを残してくれたのがとても印象的でした。お城が見える明るい会場で、多く方が夢を語られました。多様性の時代、誰もがあらゆる枠組みを超えて、個性を敬う社会の実現に向けて取り組んでおられるご様子に、新しい刺激を頂きました。
今年は気温が定まらず、お城の桜は咲くのを躊躇しているようにも見受けられました。それでも、多くの笑顔が桜の木の下で賑わっていました。桜は、ほんのひと時咲き誇り、いつの間にかお堀の水面を桜色に染めて、後しばらく和やかな余韻を楽しませてくれます。儚くもあり、心に残る季節です。
和歌山城は虎伏城と呼ばれ、その佇まいは虎が伏せたように見え、夜は月明かりに照らされ、お堀にも映し出されます。古の時代には、月の満ち欠けにより影が姿を変えるため、お城の周辺は多くの獣がお殿様を守っている…と敵方から恐れられていたという逸話も残されています。時代とともに価値観は変遷していきます。そんな中、自然は変わることなく、私たちの生活と連動し、四季折々の便りとともにほっとしたひと時を届けてくれます。そして、虎伏城の勇敢な佇まいは、天に届く勢いで、やはりこの街を見守ってくれているように感じます。
多くの時代を経て、「数」の神秘がこうして語り継がれ、そのご縁が、また一つ新しい繫がりを残してくれるのも自然の恵ではないでしょうか。
「数秘LIFE」の基盤にある
「しなやかで心地いい暮らし」
「本質の自分に還り、自然体で人生を楽しむ」
これはマイナンバーがどの数字であれ、誰もがそうあってほしいと願うものです。そしてその数字の持つ本質をポジティブに受け入れ、人生全体においてその通りに生きていけることこそ、和やかな毎日に繋がるように感じております。人生の長い道のりでは様々な転機を迎え、多くの役割を抱え、「自分ってどうしたいのだろう?」と迷っては不安と闘い、そして自分自身で答えを導き、適応していくという連鎖を、誰もが見事に成し遂げています。前に進めない時は立ち止まるという決断、もう一度出発点に戻るという勇気…すべてが適応に向かって自分で答えを見つけているのです。個々のそのような繰り返しの中から、社会のために必ず、何かが生み出されていると信じています。
あらゆる選択の場面で、個人の譲れない拘り…これをキャリアアンカーという形、そして「数秘LIFE」マイナンバーと共に、何か迷ったときに後押しできるきっかけとなれば…という想いをお届けしています。
この記事を書いた人
数秘LIFE®︎研究家 麻梨
研究テーマ:キャリアアンカーに現れるマイナンバー
目標:職業生活における拘りは人生の方向性と連動し、自分を取り巻く周囲の人たちとの関わりに影響します。その原点となるものが数秘Lifeの中に見つけることができたなら、より多くの人
と共にしなやかで温かい時代を楽しむことが出きると信じています。