麻梨です
5月のある日、モネの作品と触れました。一つひとつの「絵」から伝わる「「優しさに包まれたエネルギー」…今なお、多くの人々の心をつかみ続ける源泉が、ここに映し出されていると感じました。
ここから続く記述は、モネへの感謝と敬意を込め、印象派「クロード「 モネ」について数秘を用いた読み解きを試みたものです…生涯を通してあらわる数字の波動を、共に感じていただけると幸いです…
5月上旬「モネ展」を鑑賞する機会に恵まれました。私自身、絵心はなく、絵画においては専門的な知識もありません。ただその空間で作品に映し出される感性や、作者の人生が「「絵」を通して伝わってくることに、いつも大きく心を動かされます。
モネの生涯も、順風満帆な道のりではなく、30代で最愛の妻に先立たれ、晩年には視覚の不調、長男との死別…と様々な逆境を乗り越え、それでも自分をどう表現するのかという自然体でのレジリエンス.…どの作品にも、内面から温まるようなエナジーが感じられました。
絵画を前にして、視覚に映る世界は徐々に現実味を帯び…
「積みわらが告げる季節の匂い」 「水面を奏でる睡蓮のささやき」 「陽だまりのぬくもり」…
と五感に連動されていく感覚を覚えました。
「クロード モネ」は印象派を代表する画家のひとり。自然の光と色彩に対する並外れた感覚を持ち、同じ場所やテーマに注目し、異なる天候、異なる時間、異なる季節を通して、一瞬の表情や風の動き、時の移り変わりをカンヴァスに写し取り「連作」という革新的な表現手法を発表。
移ろいゆく景色と、その全ての表情を描き留めようとした、モネの時と光に対する探究心が感じられる「連作」は巨匠モネの画家としての芸術的精神を色濃く映し出していると言われています。
クロード モネ (1840.11.14~1926.12.5)
自然の瞬間の表情を映し出し、時と光に対する極限までの
探究心…心の底から自然を愛して寄り添う.
万物に注ぐ愛情とともに絵のタッチからほんとにお優しい人柄のように感じました。
印象主義...フランス革命後、間もなく起こった芸術運動。絵画の特徴としては、戸外制作を重んじ、明るい色調、薄く塗られた絵具、自由で気ままな筆使い…それは、画家たちが目の前に広がるシーンをいかに感じ、その感覚をどのようにカンヴァス上に瞬時に表現したかが示される。
細部を丁寧に描写することより、色彩や光の印象を大胆に表現することで、見るものに直接的な「印象」を伝えようとした試み。絵具の混色はできるだけ避け、色彩を隣り合わせに塗ることで、目の錯覚を利用し視覚的な調和を生み出す。(同時対比の原理により生き生きと見せる)
もう一つ大きな影響を及ぼしたのが、輸入品の包み紙としてフランスへ渡ったとされる日本の浮世絵…パリ万博で公に披露され、大胆なアングルと斬新な構図に貢献。「ラ ジャポネーズ」 は、モネが東洋文化へのときめきを、妻カミーユをモデルとして表現。浮世絵に通じる迫力、細部に見える「印象派」のやわらかく優しい技法…モネの深い愛情と情熱が、東西の文化を見事に融合させた傑作。
私は日本に生まれ、その文化の元に育ったことへの感謝とともに、愛の一片を分け与えてもらったような錯覚に陥りました…
…数秘LIFEにリンクして… フランスの歴史に残る大革命の後、人の気持ちも、政治的にも文化的にも混乱する中、アーティストさんたちの野心を搔き立てたもの…これまでの殻を突き破り、変化を求め自由な技法を取り入れ、目の前の自然を瞬間にカンヴァスに残したい!という…冒険心
これは数秘LIFEの「5」の持つ本質につながるものを感じます。モネをはじめ印象派を彩るアーティストさんたちには、マイナンバー「5」が見受けられます。彼らは個々の直観力を信じ、行動を起こし…これまでの常識を超えた新しい芸術の良さをこうして後世に残してくれているのです。
数秘LIFEで「5」のイメージ…漢字一文字では『氣』…そして
自由・変化・冒険・スピード感・柔軟性・情報…
数秘LIFEでは、人生を送る上で3つのマイナンバーがブレンドしながら個々の生き方を応援してくれます。…印象派の絵具が視覚だけではなく、観るものの心にも染み渡り、あらたな感性を創り上げるように…一つひとつの数字は、それぞれの波動を持ちながら、それが混じりあい、周りからはより深みのある印象を抱かれるのではないでしょうか。才能数、本質数、探究数…どれもが正に響くとき…自他ともに心地よく、何か前に進めないときは、どこかの数字が、少し疲れていたり、氣の流れが少しお休みを欲しがっていたりと、様々な要因がある時かもしれません。何か迷われたのであれば、数秘LIFEのお部屋で少しくつろいでみませんか
夜空というカンヴァスを彩る多くのお星さま…いつも同じように輝き続けるのではなく、キラッキラッと、各々に呼吸を合わせるように、私たちに輝きを届けてくれます。天体に見守られながら、みんな、励ましあい補い合うことで未来を探しているのです☆彡
こちらのお部屋では、「キャリアアンカー」という職業に向き合う価値観とともに、「数秘LIFE」の想いをお届けしています。時を越え、海の向こうでアーティストさんたちが、どのようなこだわりをもってカンヴァスに向き合っていたかを知るすべはありません。ただ、当時、フランスでは「新古典主義」の考え方が浸透しており、美術界では印象派への評価は低く、なかなか世間でも受け入れられなかったようです。貧困と闘いながらも、「印象派」と呼ばれるまで、芸術性を高めていった功績は素晴らしく、今なお、私たちの心に大きな感動を刻み続けてくれている彼らの情熱こそ、価値観を物語っているのかもしれません。
絵画をはじめ、芸術に触れることで何か新しい発見を見出し、一歩踏み出す勇気につながるのであれば、数秘LIFEも同じように、そのきっかけとなることを願うものです。
印象派「-「Wikipedia
注①参照
ラ・ジャポネーズ - Wikipedia データベース
この記事を書いた人
数秘LIFE®︎研究家 麻梨
研究テーマ:キャリアアンカーに現れるマイナンバー
目標:職業生活における拘りは人生の方向性と連動し、自分を取り巻く周囲の人たちとの関わりに影響します。その原点となるものが数秘Lifeの中に見つけることができたなら、より多くの人
と共にしなやかで温かい時代を楽しむことが出きると信じています。